省エネルギー行動研究会は、省エネルギー行動を主題としたコンファレンスである「BECC JAPAN 2015」を、平成27年9月8日(火)に一橋大学一橋講堂にて開催しました。本コンファレンスでは、経済産業省、国土交通省、環境省からパネリストをお迎えしたパネルディスカッションに加えて、各分野の専門家から最新知見に関する20件の口頭発表と10件のポスター発表を行っていただき、企業や官公庁・自治体、大学・研究機関など幅広い分野から合計214名に参加いただきました。また翌9日(水)には、東京ガスが東京都荒川区千住に建設した見学サイト「Ei-WALK」の施設見学会も開催され30名に参加いただきました。
※詳しい開催報告はこちらをご覧ください⇒BECC JAPAN 2015開催報告
※当日の配布資料はこちらをご覧ください⇒BECC JAPAN 2015配布資料
当日の発表資料は以下からダウンロードしてください。
なお、公表資料につきましては一部非公開または当日発表の資料と異なるものがありますことをご了承下さい。
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発表資料
パネルディスカッション
主旨説明資料 |
省エネルギーにおける行動の重要性
中上英俊(省エネルギー行動研究会会長) |
話題提供資料 |
何が省エネルギー行動を形成するか~省エネ住宅設計の意思決定を例に~
前真之(東京大学大学院 工学研究科 准教授) |
経済産業省 説明資料 |
省エネルギー政策の新たな展開
辻本圭助(経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー対策課長) |
国土交通省 説明資料 |
住宅・建築物の省エネルギー対策を巡る最近の動向
石坂聡(国土交通省 住宅局 住宅生産課 建築環境企画室長) |
環境省 説明資料 |
省エネルギー行動を促す環境省の取組について
土居健太郎(環境省 地球環境局 地球温暖化対策課長) |
口頭発表セッション
セッション1A: 「学校・消費者教育」
司会: 石川 直明(省エネルギー行動研究会)
1A-1 |
省エネ行動にむけた教育の現状・課題と今後の展望‐体系的な普及母体と教材開発の必要性‐
○ 松葉口 玲子(横浜国立大学 教育人間科学部) |
1A-2 |
低炭素社会実現に向けた生活者の行動変容を促すために‐環境省コミュニケーション・マーケティングWGにおける5年間の議論を参考に‐
○ 藤野 純一(国立環境研究所 社会環境システム研究センター) |
セッション1B: 「社会規範・ナッジ・動機付け(家庭)」
司会: 江口 俊一(省エネルギー行動研究会)
1B-1 |
社会規範等メッセージによる電力消費における行動変容の効果分析結果
○ 錦織 聡一(東京工業大学大学院 イノベーションマネジメント研究科) |
1B-2 |
社会規範的なメッセージを用いた情報提供がもたらす省エネルギーへの意欲向上の効果
○ 小松 秀徳(電力中央研究所 システム技術研究所) |
セッション2A: 「デマンド・レスポンス」
司会: 中上 英俊(株式会社 住環境計画研究所)
2A-1 |
「行動変容によるデマンド・レスポンス」:米国における実証実験の結果と今後の課題
○ ケン ヘイグ(オーパワージャパン株式会社 渉外部) |
2A-2 |
実験集合住宅NEXT21でのデマンド・レスポンス実証について
○ 秋岡 尚克(大阪ガス株式会社 リビング事業部) |
セッション2B: 「社会規範・ナッジ・動機付け(業務)」
司会: 団栗 知男(省エネルギー行動研究会)
2B-1 |
ビジネスホテルの消費電力量低減のためのPOP
○ 糸井川 高穂(宇都宮大学大学院 工学研究科) |
2B-2 |
省エネルギー行動を伴う運用改善による企業の省エネルギーマネジメント
○ 長島 守(株式会社環境経営戦略総研 エネルギーリテラシー推進室) |
セッション3A:「HEMS(Home Energy Management System)」
司会: 坊垣 和明(東京都市大学 都市生活学部)
3A-1 |
HEMSユーザーのアイトラッキング:省エネのために何をみているか
○ 竹内 幹(一橋大学大学院 経済学研究科) |
3A-2 |
HEMSデータの分析から読み取る生活行動とエネルギー消費の関係性
○ 小澤 暁人(東京大学大学院 新領域創成科学研究科) |
セッション3B: 「設計による省エネルギー行動促進」
司会: 前 真之(東京大学大学院 工学系研究科)
3B-1 |
ユーザーの省エネ行動を誘発するICTを利用した環境情報の提示と窓システムの連携
○ 長澤 夏子(お茶の水女子大学 基幹研究院自然科学系) |
3B-2 |
分散型コミュニティスペースと誘導システムの構築によるワーカーの行動・満足度の変化に関する研究
○ 野﨑 尚子(株式会社竹中工務店 技術研究所) |
セッション4A: 「省エネルギー行動促進実験」
司会: 三神 彩子(省エネルギー行動研究会)
4A-1 |
省エネ行動の普及に向けたゲーミング・シミュレーションの開発と実践
○ 杉浦 淳吉(慶應義塾大学 文学部) |
4A-2 |
省エネ行動の習慣化に及ぼす行動プランとリマインダの効果の検証
○ 熊田 孝恒(京都大学大学院 情報学研究科) |
セッション4B: 「政策・施策評価」
司会: 鶴崎 敬大(株式会社 住環境計画研究所)
4B-1 |
その効果は正しいか?
‐省エネルギー・節電・デマンド・レスポンス実証の実験計画と効果検証のあり方‐ ○ 西尾 健一郎(電力中央研究所 社会経済研究所) |
4B-2 |
住宅エコポイントがもたらした効果
○ 藤澤 美恵子(金沢星稜大学 経済学部) |
セッション5A: 「エネルギー消費意識・行動」
司会: 杉浦 淳吉(慶應義塾大学 文学部)
5A-1 |
家庭内における省エネルギー行動と意識に関する研究
‐既存マンション居住者に対するアンケート調査結果‐ ○ 坊垣 和明(東京都市大学 都市生活学部) |
5A-2 |
東日本大震災以降の生活者の節電実施状況
‐「節電に対する生活者の行動・意識に関する調査」を通じて‐ ○ 小山田 和代(みずほ情報総研株式会社 環境エネルギー第1部) |
セッション5B: 「省エネルギー技術の導入意思決定」
司会: 松葉口 玲子(横浜国立大学 教育人間科学部)
5B-1 |
住宅供給者と購買者の意識調査に基づく省エネルギー住宅普及実態に関する研究
○ 前 真之(東京大学大学院 工学系研究科) |
5B-2 |
環境配慮行動モデルを用いた家庭用省エネルギー機器の導入要因の検討
○ 小林 翼(北海道大学大学院 文学研究科) |
ポスター発表セッション
1 |
省エネライフスタイルの変革に関する研究
○ 志波 徹(大阪ガス株式会社 エネルギー・文化研究所) |
2 |
HEMSが搭載された集合住宅における居住者属性・意識とエネルギー消費の関係
○ 大塚 彩美(横浜国立大学大学院 環境情報学府) |
3 |
WEBアンケートによるマンション居住者の省エネ行動・意識の検討
○ 阿部 寛人(東京都市大学大学院 環境情報学研究科) |
4 |
既存マンションにおける夏期エアコン電力消費量と省エネ行動・意識の検討
○ 吉田 一居(株式会社東急不動産次世代技術センター) |
5 |
一都三県で暮らす生活者の環境・省エネ意識と実態
‐生活定点観測データから生活者の暮らし・意識の変化を探る‐ ○ 近藤 芳樹(東京ガス株式会社 都市生活研究所) |
6 |
食生活から見る行動変容ステージモデルに応じた省エネ行動支援策の在り方
○ 赤石 記子(帝京平成大学 健康メディカル学部) |
7 |
日米比較から見る行動変容によるエアコン使用量削減の可能性
○ 三神 彩子(東京ガス株式会社 リビングマーケティング部) |
8 |
日米の省エネ意識の比較‐BECCにおける省エネ行動プログラムの動向を通じて‐
○ 神戸 寛貴(東京大学大学院 工学系研究科) |
9 |
食器洗浄時の節水行動に伴う省エネ行動変容の可能性と効果
○ 荒木 葉子(新渡戸文化短期大学 生活学科) |
10 |
ごみ減量啓発活動による環境・省エネ行動変容効果
‐東京都北区リデュースクッキング推進への協力‐ ○ 久松 裕子(東京家政大学 家政学部) |